【落雷事故と指導者と管理者の責任】

皆さんいつもお世話になっております。
代表のヨネダです。
本日は先日奈良県で発生した落雷事故を受けて、真面目な内容のブログを書いてみようと思って文字を書き始めました。
まず本日JSPOから下記のような連絡がございました。
【落雷などスポーツ活動における安全配慮について】
先日の奈良の事故を踏まえて改めての注意喚起です。
下記がその内容へのリンクです。
https://www.japan-sports.or.jp/news/tabid92.html?itemid=5147
皆さんにもリンク先のすべての資料を読まれることを強くお勧めします。
自分も周りの人をも守るために
下記は僕の独り言です。
読んでもらっても読まなくてもいいです。
でも文末だけでも読んでほしいです。
ここでひとつ知識を。
皆さん雷の距離的な長さをご存知ですか?
観測された世界で最長は700kmに及ぶそうです。
日本ではデータを見つけれませんでしたが、高さは気象庁によると季節によって変動があり4−7kmに及ぶとのことです。
雷はそれくらいの広範囲に発生する可能性のある気象事象です。
そして人間に対して致命的な事象を引き起こすものでもあります。
我々の行なっているアーチェリーは広い土地の中に、カーボンなどの電気を集めるようなものを持って立つ競技です。
雷鳴らしきものが聞こえたら練習や試合を中止することを守りましょう。
自分も周りの人を守るために。
指導者と管理者の責任について
ここからは連盟や指導者、管理者の立場になります。
もし雷が発生していることが予見(予測)できる状態で練習や試合の続行を支持し実際に事故が発生したとしましょう。
その時は安全配慮義務違反などを理由に訴訟を受けるリスクがあります。
私も大学の指導者ですから上記のようなことがあれ同様です。
それではそれぞれの状況でちょっとだけ考えてみましょう。
(下記の情報の多くは日本スポーツ協会の資料より抜粋)
怪我や死亡を、後遺障害を引き起こすような事象を発生させて場合、
民事責任と刑事責任を問われるケースがあります。
民事責任とは損害賠償請求などの請求をされてその支払いを求められることになります。
刑事責任は警察に逮捕、勾留されるか書類送検され、裁判にかけられることとになります。
どちらにしろ人生の計画は大きく狂うことになるでしょう。
この時点既に生徒の人生を大きく狂わせていることになりますが。
この場合は学校やクラブなどが訴えられると思う方もいるかも知れませんが、状況によっては指導者や連盟の人間も訴えられるリスクがあります。
詳しくは下記の資料をご一読ください。
ケーススタディーもあり、非常に学びになります。
https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/kurabuikusei/SC/riskmanagement_20220331.pdf
最後に
今回は雷について記載しましたが、スポーツする状況において様々な状況に遭遇すると思います。
そんな状況に中で必ず皆さんに守ってほしいことがあります。
【安全は全てに勝る】
必ずこれを守って安全にスポーツを楽しめる環境になることを願っております。