【矢の確認について】+【営業時間の変更】
皆さんこんばんは。
米田です。
先に営業時間の変更についてですが、
来週の2019年9月10日火曜日はインカレターゲットの会場に行くため、夕方くらいまでお店は開いていません。
もしかすると終日閉めるかもしれません。
宜しくお願い致します。
(東北から可愛い可愛い教え子たちがやってくるので許してください。)
さて本題
【矢の確認について】
昨日のブログを見たお客様より下記のようなお問い合わせを頂きました。
【簡易確認に矢の確認とありましたが、米田さんはまじめに試合をされる前にどのように矢を確認されますか?】
まじめに試合というところが質問で私が非常に気になった点ですが、今回はスルーします(笑)
私が試合で確認というよりも上手な教え子たちによくやってもらっていた確認方法を説明させていただきます。
・シャフトの確認
①シャフトの両端を確認して、異常がないか確認します。
異常とは歪みやひび割れのことです。
目視で確認します。
↓
②シャフトの中腹に異常がないか確認します。
異常とは歪みやひび割れのことです。
目視と指の感覚で確認します。目視の時に矢を手でしならせると中腹のひび割れは確認を行いやすいです。
↓
③ノックの確認をします。
ひび割れがないか?
弦の受け口が広がっていないか?
歪みがないか?
目視で確認します。
↓
④ポイントが正しく取り付けられているかを確認します。
目視でシャフトとの間に異常な隙間はないかを確認します。
コンクリートなどの地面に矢のポイント側を当て、シャフトとポイントが確実に接着されているかを確認します。
(補足:製作時に接着が確実に出来ていたとしても、使用している間に着弾などの衝撃で接着がはがれることがあります。ですので、定期的に再接着をする必要があります。)
目視と音で確認します。
↓
⑤羽の張替え
羽がどんな状態であろうと、試合の1週間前か3-4日前に羽をすべて新しいものに張り替えます。
予算に余裕がない時は少なくとも気になる羽は張り替えてください。
↓
⑥実射での確認
ここまで来たらあとは射つのみです。
試合のプラクティスなどで、よい矢を選びます。
といった感じです。
参考になれば幸いです。
そんな矢も使用していると消耗して買い替えが必要です。
下記のデータは私の経験上なので、本当に参考程度にしていただきたいのです。
EASTON X10シャフト
良い性能状態が1年 / 使用には問題ない状態が4年 /
それ以降は使用を控えた方が良いかもしれません。
(自分が現役の時、他大の先輩に頂いた10年熟成品と思われるX10を使っていたなんて言えない。。。)
EASTON ACEシャフト
良い性能状態が1年 / 使用には問題ない状態が2-3年 /
使用している間にノック側のひび割れや、パラドックスのリアポイント(ネームを記入するあたり)のひび割れが出てきます。
使用される年月が長くなると注意してください。
EASTON アルミ矢
良い性能状態が1年 / 使用には問題ない状態が4-5年 /
壊れるタイミングがいまいちわからないですね(笑)
でも突然折れたりもしますし、歪んできていることもあります。
FIVICS Five-Xシャフト
すみません。販売開始したばかりで、データがありません。
メーカーとしては
良い性能状態が1年 / 使用には問題ない状態が3年 /
と思っています。
FIVICS TENPROシャフト
良い性能状態が1年 / 使用には問題ない状態が3年 /
といった感じです。こちらもパラドックスのリアポイント(ネームを記入するあたり)のひび割れが出てきます。
矢を買いたくなったら弊社の代理店か弊社へどうぞ
Archery Online
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