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グリップのパテを盛る作業について

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本日、お客様より相談がありましたので、
良いきっかけなので記載しておきます。


どうもヨネダです。


さて、
皆さんグリップにパテを盛ったことはありますか?
・純正のグリップが合わない。
・グリップが滑る。
・しっくり来ない。

などの原因でグリップにパテを盛ったり、
メーカー非純正品に変えてみたりと様々な努力するかと思います。


そんな中で、パテを盛る際にいくつかの注意点がありますので、
記載しておこうかなと思います。

本日、ご相談いただいたお客様のグリップ



さてどのような注意点があるのか説明していこうかと思います。
この説明は参考までにどうぞ。
絶対にこうしなければならい。というわけではありません。



注意1
グリップのピポットポイントにパテを盛ることはお勧めしません。グリップの一番深い部分です。
どうしても必要な際を除いては避けることをお勧めします。

理由は様々あるのですが、
・矢をリリースするポイントが変わってしまうので、メーカーの意図しない動きをする可能性があること。
・ハイトが適正値からずれる可能性があること。
・ハンドルの中心に盛ることができなかった際にハンドルがまとに向かってまっすぐ動かなくなる可能性があること。
などの理由が挙げられます。

これらの他にも理由があるのですが、説明が大変なので割愛します。


注意2
必要以上に元の形から変更しないこと。
グリップというのは各メーカーある程度のデータをもとに作成しています。
トップ選手のフィードバックを受けたり、などです。
そこから必要以上に大きく変更することは多くのリスクを伴う可能性があります。
ですので、必要以上には変更しないことをお勧めします。

メーカー非純正品のカスタムグリップを見ても大きくは元の形から変更されていないと思います。
参考までに弊社の通販Archery Onlineで取り扱っているグリップをご参照ください。

【グリップ一覧】

注意3
グリップを磨きすぎない。
今回の相談の方もそうだったのですが、グリップを1000番などの目の細かいヤスリで磨きすぎる。
そうすると折角のグリップを修正しようと思って作ったものが滑ることによって、意味をなさいないものになります。
パテを盛って、グリップテープなどを巻いて使う前提ならばいいとは思うのですが、滑っては意味ないですよね笑

ですのでこのような時は下記の対応を考えてみてください。
・グリップテープを巻く
・グリップに100番ぐらいのヤスリで対角線状に軽く傷を入れて滑り止めを作る






といった感じです。
珍しくアーチェリーの技術的なことを書いてしまいましたね。

実はこのブログではあまり技術的なことは書かないようにしています。
お仕事で技術的な講義や実践指導のお仕事をいただいておりますので、
それを無償で公開するのはお金を払っていただいている皆さんに申し訳ないな。と思いまして。。。

しかしながらこれからちょっとづつは古い資料から公開していこうかなと思っていますので、気長にお待ちください。

最新版が気になる方は、講師やコーチで雇っていただけると嬉しいです笑
よろしくお願いします!!
(クラブ員ならすぐに公開するんですけどね苦笑)

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